【レース前必見】運動・練習前に避けるべき食事とは?

食事・ダイエット
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こんにちは、Y(@Y_1500m5000m)です!
浪人後に陸上サークルで1500m3分台・5000m14分台を出した方法や経験を発信しています!

「レースのとき、いつも食べ物がお腹に残る感じがある…」

こんな悩みを持っている人もいるのではないでしょうか?

レース前のエネルギー摂取は重要ですが、食べる物によっては消化吸収が間に合わないものもあります。

そこで今回はレース前に避けるべき食事についてご紹介していきます!

結論

運動前には食物繊維や脂肪分を多く含むものは避けることをオススメします。

また、運動前は少なくとも3時間空けるようにしましょう。

なぜ、食物繊維や脂肪分を多く含む食べ物を避けるべきなのか?詳しくご紹介していきます。

定期的に有酸素運動をしている人の半数が胃腸障害に悩まされている

胃の大きさは満腹時には通常の10〜20倍になると言われています。

しかし、いくら胃が大きくなるといっても注意を怠れば運動中に胃腸障害を引き起こします。

主な運動中の胃腸障害
  • めまい
  • エネルギー不足
  • 脇腹痛
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特に「脇腹痛」については、中長距離ランナーなら一度は苦しめられたことがあるのではないでしょうか?

胃腸障害を回避する方法

では、どうすれば胃腸障害を避けることができるのでしょうか?

ずばり、レースやポイント練習の前は3〜4時間前までに食事を終えておくことをオススメします。

  • 食べ物が胃から結腸に到着するまで
    →通常1〜2時間
  • 体外に排出されるまで
    →24〜72時間

そのため、激しい運動をする場合は食後3〜4時間空けるのが最適です。

ハードなトレーニングをする人は、胃から腸へ食べ物が移動するスピードが速まる

日頃からハードな運動を行なっている人は特に胃腸障害に気をつける必要があることが様々な分かっています。

インディアナ大学の研究では、食べ物が胃から腸まで到達するのにかかった時間が調査されました。

食べ物が胃から腸まで到達する時間
  • 消費カロリーが4000〜5000kcalの水泳選手や長距離ランナーの学生
    1時間未満
  • 消費カロリーが2000kcal未満ほとんど動かないグループ
    3時間以上

※1口だけ食べた場合であり、1食分となると更に時間がかかる可能性がある

なぜ、食べ物の移動時間が短くなるのか?

これはハードな運動を行うことで、栄養をより多く体内に取り込めるように身体が順応し、食べ物の運搬がスムーズになるためだと言われています。

練習・レース前には胃の中に食べ物を残さない

レース前はできるだけ胃の中に食べ物を残さないことをオススメします。

ランニングなどでは胃が上下に揺さぶられるため、食べ物が胃の中に残っていると痙攣が起こる可能性が高まります。

また、ストレスによっても消化速度は遅くなります。

そのため、レース前に人一倍緊張する方は胃が空になるように調整することをオススメします。

運動前に避けるべき食べ物

レースや練習前に避けるべき食べ物とはどんなものでしょうか?

主に以下のような食品が挙げられます。

レース・練習前に避けるべき食べ物
  • 食物繊維を多く含む食べ物
  • 脂肪分の多い食べ物

食物繊維を多く含む食べ物

食物繊維は消化速度を緩めたり、水分を吸収して結腸内で容積が増えたりします。

そのため、レース前は食物繊維を多く含む食品は避けることをオススメします。

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具体的には、全粒粉小麦パンより白パンがオススメです!

脂肪分の多い食べ物

脂肪分を多く含む食品は、炭水化物やタンパク質に比べ消化に時間がかかります。

レース前に揚げ物を避ける理由もこのためです。

自分に合う食品を探す試行錯誤は必要

人によっては「普段は問題なくとも運動時には避けた方が良い食品」もあります。

特に、一度に長時間または集中的に運動おこなうと、消化器系が過敏になりごく軽度の食物アレルギーを起こすとも考えられています。

色々な食品を試すなかで、ハードな状況でも胃が受け入れてくれる食事メニューが見つかることもあるので、日々の試行錯誤が大切です。

まとめ

今回の内容をまとめると以下の通りです。

レース・練習前に避けるべき食べ物
  • レース前に避けるべき食べ物
    • 食物繊維を多く含む食べ物
    • 脂肪分の多い食べ物
  • レース(or練習)の3〜4時間前までに食事を終えておく

狙ったレースでベストのパフォーマンスを発揮するためにも、記録会やポイント練習の前に様々な食品を試すことをオススメします。

以上、Yでした!

今回の参考書籍

『良いトレーニング、無駄なトレーニング』(アレックス・ハッチソン著 草思社)

  • 著者は元カナダ代表の長距離ランナー/物理学博士という経歴の持ち主
  • 「目次が疑問形式で書かれている」ので、知りたいこと・気になることをピンポイントで知ることができる

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